「保活」の一つに「キャリアカウンセリング」を


保育園への入園が厳しく、待機児童の問題が顕著になってから、いつの間にか「婚活」「妊活」と同様に、「保活」という言葉が一般的になってきました。

保活には、情報収集から認可外・認可保育園の見学等、様々ありますが、その保活の一つとして「キャリアカウンセリング」を利用する方が今、じわじわと増えています。

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保育園活動=「保活」とは

「保活」とは、その名のとおり、お子様を保育園に入園させるために、保護者の方が行う活動のことを言いますが、このような活動は、決して義務付けられているわけではありません。ただ、日本の都市部では、定員よりも入園希望者が多いため誰でも入園できるという状況ではなく、競争率が激しい地域にお住いの場合、入園できそうな地域へ引越しするなども珍しくありません。保育園に入園できなければ職場復帰ができず、退職を余儀なくされる場合もあるため、みなさん必死で保活をされています。

保育園に入るまで、何だかとても大変な時代になりましたね。

子育てとの両立成功には「やりがいのある仕事」がポイント

■保育園に入れることが最終ゴール?

子どもを保育園に入れたいのは、社会に出たい、お仕事がしたい、またはしなくてはいけない状況にあるから。でも、保活に一生懸命になるあまり、保育園にいれることだけが目的になっていませんか?

子どもを保育園に入れるのは、仕事を継続する・始めるためのスタートに過ぎません。それからの自分の人生をどうしたいかにも、是非目を向けていただきたいと思います。

大変な保活を経て、貴重な保育園を確保したはいいものの、復帰や転職した先の仕事がどうしても自分に合わない、楽しくない、忙しすぎて両立が難しい、となると本当につらいものです。もし退職となった場合は、一定期間が過ぎると保育園を退園せざるを得なくなります。子育て期に何度も転職をするのは非常に困難で体力も精神力も使います。

ママが生き生きと、やりがいのある仕事を楽しく、長く、安心してできる。それが、子育てとの両立をはかる上で、大きな重要ポイントになるものです。

仕事が大変でも、本当にやりたいことであれば、モチベーションを保ち、多忙な育児との両立も楽しく乗り越えることができます。逆に、早く帰れる仕事でも、自分の成長や将来性、やりがいを感じられない仕事は、精神的にも長く続けることが難しいものです。

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第三者の客観的な意見を取り入れてみよう

やりがいのある仕事に就き、子育てと仕事を両立し充実した人生を送る。そのためには何をすれば?となりますが、まずはご自身のこれまでのキャリアを振り返り、自分の強みや志向性を改めて理解しながら、今後の人生で大切にしたいこととあわせて考えていく、ということが必要になります。その上で、自分には将来どういう可能性があるのか、そこに向けてこれからどんなキャリアを積み重ねていくかを見極めていきます。

頭では理解できても、なかなかこれを自分1人で行うのは難しいものです。また自分に対しては、思い込みもあったり、ただでさえ大変な保活中は自信を無くしてしまったり、不安にかられたりし、効果的にできない場合もあります。

そんな時は、友達でも家族でも同僚でもない、全くの第三者である「キャリアカウンセラー」に甘えてみましょう。キャリア支援のプロに相談することで、これまでの経験からご自身の強みや志向性・価値観を再認識したり、カウンセリングを通して自分のやりたいことが明確になり、整理していくことができます。

「保活」の一つに「キャリアカウンセリング」を

このように、保活の一つとして、転職する方・復職する方に関わらず、ご自身の仕事について振り返る時間「キャリアカウンセリング」を入れてみるのも良いのではないでしょうか。保活の後が新たな生活のスタートです。保育園入園後の、ママの仕事のやりがいや安心感、そしていきいきと楽しく将来も見据えて働くママがいれば、家庭と仕事の両立もさらに充実したものになるでしょう。

キャリアカウンセラーの中には、子育てと仕事の両立を経験した者もいるでしょう。そのようなキャリアカウンセラーと出会うことができれば、さらに心強いと思います。

キャリアカウンセラーとの面談では、何も決め事をしていく必要はありません。今の状況や心境をあらいざらいぶつけて、そのモヤモヤや心配を一つ一つ取り払い、新たな一歩を踏み出すきっかけになるといいですね。

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