武田絢子様(転職支援ご利用者様)


■お名前:武田絢子様(34)

■ご経歴:エステティシャンとして店長・エリアマネージャーを約9年勤めた後、ご結婚出産を機に退職。育児との両立をめざすため、簿記3級の資格取得をし、接客業から事務職へ転身。現在、社会保険労務士法人星名事務所にて社労士アシスタントとしてご活躍中。4歳のお子様のお母様。

■エステティシャン→事務職への転身

-エステティシャンとして、店長やエリアマネージャーとしてご活躍されておられましたが、事務職へ転向しようと思われたきっかけは何だったのですか?

エステティシャンが嫌になったわけではなく、子どもができると夜の勤務やシフト制での勤務は難しくなるので、接客業は続けられないと思ったのがきっかけです。接客業をされている方は、お子様ができると、同じように悩まれる方も多いんじゃないかな、と思います。

-では、簿記3級を取得されたのも、土日が休みで勤務時間も一定の、事務職に就くことを考えてのことだったんですね。

そうです。次は内勤の仕事を探そうかな、と考えたときに、流行りのIT関係のことは何もわからないし、PCもExcelやWordを少しかじった程度だったので、これはまずいなと思ったんですよね。何を勉強しようかと思った時に、簿記の知識があれば、どんな仕事でも生かせるかなと思ったんです。

あと、エステ時代に、店長仲間に数字に強い方がいらしたんですけど、具体的に数字で目標設定したり部下にわかりやすく指示を出していることがうらやましいなと思っていたので、これを機に簿記を勉強してみようと思いました。私はどちらかというと、根性とかノリでやっていく方なので(笑)、自分にないものを身に付けたいという気持ちはありました。

■「習うより慣れろ」さらなる資格取得よりも「実務経験」を選択

-子育てしながら簿記3級を取得され、早速、転職活動に入られたんですね。2級の勉強もされていたと伺いましたが?

3級を取った後、2級の資格も取ろうと思っていたのですが、子どもの夜泣きなどが酷くなり、2級の勉強するのは正直きつかったです。なかなか頭に入ってこなくて・・・。あと、将来的にどんな人になりたいかを考えたときに、漠然と経理一本でやっていくよりも、事務職でありながら、自分のコミュニケーション能力や接客で鍛えた強みも生かしていきたいと思ったので、無理をして2級を取得する必要も今はないかなと思いました。 なので、わからないなら専門職に入ってしまえ!と思って、当時、会計専門の求人サイトを見て税理士事務所に就職しました。「習うより慣れろ」ですよね。その後、エスキャリアを通して、今は星名事務所にお世話になっています。働きながら学べることも多かったので、あの時、就職してよかったと思います。

■「意外」なことで評価されたはじめての「事務職」

-接客業から、事務職に転職され、いかがでしたか?

そうですね、税理士事務所に入所した時、正直、最初の1週間がかなり苦痛でした。じっとしていることが苦痛なのと、何を説明されているかが理解できなかったり、意思疎通ができていないような感じがあったりと、コミュニケーションの取り方が今までと違うような気がしてカルチャーショックのようなものを感じました。また、慣れないPC作業は効率が悪く、テキパキ仕事をしていた過去の自分と比べて苛立った事を覚えています。

そんな中でも、何かできることはないかを常に考え、自分を見失わないように努めていたと思います。エステの仕事や接客業では当たり前だと思いますが、来客時にフレンドリーに親しみをもって話しかけること、電話が鳴ったらすぐに取ることなど心がけていたら、かなり評価してもらったんです。自分では当たり前のことでしたが、こういうのをすごい、と思ってくれるところがあるんだと知り、びっくりしましたね。 実務経験はなくても、自分でも役に立てるところはあるんだなと、身を持って学びました。

■税理士事務所から社労士事務所への転職

-では、税理士事務所から、現在の星名事務所に転職されたきっかけは何だったんでしょうか。

子どもの成長と自分の将来を考えて、近い将来二人目も欲しいなと思った時、当時働いていた税理士事務所の状態では、育児休暇は難しかったんです。実際、所長に相談した際にも、「取らせてあげるのは難しい」と言われました。ならば、早い内に転職をしようと思い、エスキャリアから星名事務所を紹介していただきました。 自分の今までの経理の経験や、労務管理の経験、税理士さんとのやりとりの経験、あとは接客の経験や私の人柄も生かせるということで、とても興味を持ちましたね。何社か選考にも行ったのですが、最終的には、星名事務所を選ばせていただきました。

今は、クライアント企業の社保関係の手続きや給与計算、助成金関係の資料作成などを幅広く対応させていただいています。最初は慣れない部分も多く、何度も同じことを質問することもあったのですが、まきさん(代表)も丁寧に根気強く教えてくださるので、とても助かっています。なおさら、早く、自分一人でできることも増やしていきたいなと思っているところです。

-ずっとオフィスの中にいるお仕事で、また以前のように苦痛になることはないですか?

まきさんがとても気を遣ってくださるので、あまりないですね。今、働き方に関するセミナーや、クラウドツールを使った給与計算、雇用やワークライフバランスについての研修など、いろいろ行かせていただいているんです。わからないことも多いですが(笑)、とてもいい勉強になっています。

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■今後の展望について~焦らず、着実に

-今後、どのように仕事に取り組んでいきたいと思われていますか?また、プライベートでの展望は何かありますか?

そうですね、何か大きい目標を掲げて、ということではないんです。まだまだ、業務に慣れないところがあるので、一つ一つの仕事を丁寧に正確に行うことを心がけ、着実に進んでいきたいと思っています。給与計算一つにしても、クライアントさまによって、給与体系がことなりますので、一筋縄ではいかないことも多々あります。また、日常生活ではこだわる必要がないようなことも、この世界では細かく緻密に行わなくてはならないことがたくさんあり、本当にまだまだ学ぶことがたくさんあるんですよ。

事務所の仕事を安心して任せていただけるような立場になれば、まきさんが力を入れたいとおっしゃっている、コンサルティングの仕事に集中していただけるようになるのかなと思います。まきさんのように社労士として前線で働くよりも、私はやっぱり、サポートする立場のほうが向いているかなとは感じています。

プライベートでは、子供も4歳になり、会話も楽しめるようになってきて、本当に毎日楽しんでいます。そろそろ、二人目も欲しいなと思っているところです。

■接客や販売→事務職の転身は、可能!長所を生かした転職を

-武田さんと同じように、接客や販売業の仕事から、育児の両立を実現するために、事務職に転身したいと考える方は多いのですが、そんな女性の方へ、一言お願いします。

そうですね、「なせば成る」ですかね(笑)。私の性格もあるかもしれませんが、PCスキルがない、事務職の実務経験がないからどうしよう、とあまり考え込まなかったのは良かったと思います。

星名事務所にお世話になる前の活動では、とにかくネットで求人を調べて、興味のあるところには応募しました。最初は書類が通らなくて、20社くらいからお断りをいただくと、もう落ち込むこともなくなってくるんですよね(笑)。でもある時点から「子育て中で、時間に制限はありますが、しっかり仕事には取り組んでいきます」という旨を書類に書くようにしたところ、それから、書類が通るようになりました。子育て中で時間制限があっても、しっかり働きたい、と伝えることって大事なんですね!

星名事務所に加わることができたのも、いままでの接客の経験も評価していただきましたし、他社でも、PCのスキルや経験は足りないけど、人柄を気に入っていただいて内定をいただいたこともありました。なので、経験やPCスキルなどで物怖じする必要はないのかな、と思っています。

接客業や販売の仕事をしていると、知らず知らずのうちに相手を思いやりながら会話をするスキルが身についていると思いますし、経験が少なくても、その「人間力」を生かすことで、よい道が開ける場合もあるんじゃないですかね。

自分に足りない部分ばかりを見て、悩んだり、立ち止まったりせずに、とにかくどんどん前に進み、自分の良い部分を生かせる企業が必ずあると信じて、活動することが大事なんだなと思います!

■代表:星名 真喜子様より一言

aside_h3_01絢子さんは、慣れない業務も前向きに取り組んで、内勤業務を進めてくださっています。おかげさまで私は外出時間が確保できるようになりました。また行政へ出向いていただいた際には、窓口担当者と円滑にやり取りをして、こちらの無理な要望も行政に通してもらったりと、接客時代のスキルを発揮してくださっています。(社労士資格を持っていても、行政窓口での交渉などは難しいと感じる場合もありますので、これはかなりのスキルです!)

■企業紹介:社会保険労務士法人 星名事務所

HP: http://sr-hoshina.com/

●本社所在地:〒112-0001東京都文京区白山5-3-8-201
●事業内容:社会保険労務士による各種コンサルティング
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