Column Category
コラムカテゴリ

「ワーキングママ」「育休中ママ」「働く女性」におすすめの書籍



育児休業から職場復帰される方、他部署へ異動される方、転職される方など、この時期は新しい環境へチャレンジされる方も多いのではないでしょうか。今日は、ワーキングママや育休中ママ、今は仕事が楽しいけれどゆくゆくは子どもが欲しいなと考えている女性に、おすすめの書籍をご紹介します。

b46f9edf6d495338fdb620be0f96d65d_s

ワーキングママ向け、「子育て」と「働く」を考える本

「まだ小さい我が子を保育園に預けるのはかわいそう?」「3歳までは母親の手元で子育てすべき?」など、保育園に預けてまで働くことが本当に良いのかどうか、不安になるときもあるかと思います。そんなワーキングママにおすすめの本を2冊ご紹介します。

 

■子どもの幸せを願うなら、まずはあなたが幸せになりましょう

私が一番受けたいココロの授業「子育て編」/比田井和孝・比田井美穂 著

 

子育ての本質に気づかされる一冊です。

親は我が子の幸せを願ってあれこれ手を差し伸べたくなりますが、子どもに幸せになってもらうために一番大事なのは、「やり方」ではなく「あり方」である、ということが書いてあります。

子どもに「大人って楽しそうだな」「早く大人になりたいな」と未来を楽しみにしてもらえたら嬉しいですよね。そのためには大人が幸せであり、人生を楽しんでいるという「あり方」を子どもに見せる必要があります。

こちらの本を読むと「親も幸せになっていいんだ」と肩の力が抜けるかと思います。働くことで得られる充実感や、人の役に立てる喜びを子どもに伝えられるのも、ワーキングママならではの「あり方」かもしれません。 働くことが罪悪感ではなく自信に繋がる、そんな一冊です。

 

■子どもたちへ伝えていきたい、大人たちが働く理由

大人はどうして働くの?/宮本恵理子 著

 

改めて「働く意味」を考えさせられる一冊です。

外科医・作家・助産師・経営者など様々な分野で活躍されている7人の識者の視点で、「なぜ働くのか」が書かれています。こちらの本は、同じインタビューの内容が子ども編と大人編に分かれていて、その伝え方の違いがまず勉強になります。 子ども編では、子どもの目線でどう「働く」ことを伝えると伝わりやすいのかが参考になります。大人編では第一線で活躍されている方の「働く」意味や理由を知れること、またその方々が子どもたちへ何を伝えていきたいのかが書かれていて、とても興味深いです。

読み終える頃には「なぜ私は働いているのだろう」「どんな自分になりたいのだろう」と、考えさせられるかと思います。その考えているママの姿を、子どもたちも見てくれているはず。働くことを前向きに考えているママなら、きっとお子さんも「早く働きたいな」と思ってくれることでしょう。子ども編はお子さんと一緒に読むこともできますので、親子で「働く」を考えてみてはいかがでしょうか。

ワーキングママは子どもと一緒にいられる時間に限りがあるため、その時間をどう過ごすかが大事になっていきます。そしてワーキングママだからこそ伝えられることが、たくさんあります。子どもにとって一番身近の大人は親です。やりがいをもって楽しく働く親の姿を見て、子どもも働くことを楽しみにしてくれるのではないでしょうか。 こちらの本を読んで、ワーキングママであるご自身に誇りをもってもらえると嬉しいです。

5e7bb6f06956903245e94caebc7db5b6_s

産休育休中・キャリア志向のママに読んで欲しい、ハウツー本

初めての妊娠・出産・育児・復帰。いつ・どう動いたら良いかわからないことが多いですよね。また、いずれ子どもは欲しいけど、どのタイミングでの出産がベストなのかわからない。と悩む女性も多いかと思います。そこで、職場に対して、保育園に対して、家族に対して、自分に対して、どう向き合いどう行動したら良いかがわかりやすくまとまっている本を2冊ご紹介します。

 

■出産も子育ても全てプラスに考える、働く女性必読の一冊

子育てがプラスを生む「逆転」仕事術/小室淑恵 著

 

職場へ妊娠の報告の仕方、産休前の引き継ぎ方法、育休中の過ごし方、復帰に向けての動き方、復帰後の働き方など、その時々にどう行動したら良いかが具体的に載っています。出産のタイミングも戦略的に書かれています。

産休・育休をブランク期間と考えずプラスに捉える発想に、この本のパワーを感じます。出産後もキャリアを積んでいきたい女性におすすめの一冊です。

 

■「保活」を知り、後悔しない復帰を目指そう

共働き子育てを成功させる5つの法則/普光院亜紀 著

 

今大きな問題になっている「待機児童」。保育園の選び方、認可・認可外の違い、保活スケジュールなど、ネットの情報だけでは不安な「保活」について、こちらの本では詳しく説明されています。0歳児クラスから入園するメリットや、妊娠中にできることがわかりやすく書いてあります。

「出産前から保活?」と疑問に感じるかもしれませんが、後々後悔しないためにも早めに動くのも一つの手です。特に東京都で保活される方は事例がたくさん出てきますので、参考になさってください。

bcf47cddfb66ab2e31c002aa3da3b3aa_s

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。読んでみたいと思える本に出会えましたか?

筆者自身、出産する前は本が好きで毎日読んでいましたが、出産後はなかなか本を読む時間が作れませんでした。また、書店や図書館に行っても子連れではゆっくり本を選べないので、次第に本を読まなくなってしまいました。しかし、母になっても(母になったからこそ?)常に学んでいたいという思いも湧いてきました。

今回ご紹介した本はページ数も多すぎず、子育て中のママもすぐに読めるものばかりです。通勤電車の中やお子さんが眠ったあとなど、少しずつでも良いので「読書の時間」を作ってみてはいかがでしょうか。このちょっとした時間のおかげで、リフレッシュできることもありますよ。 本を読んで頭がすっきりすると、さらに行動に移したくなるかもしれません。「わたしにはどんな働き方があっているのか」「出産で退職したが、今までのキャリアと今後のキャリアをどう繋げたら良いか」など悩まれた時には、ぜひキャリアカウンセリングも検討してみてくださいね。

◆エスキャリア有料キャリアカウンセリング「マイ・カウンセラー」



この記事を書いた人

早川 愛 さん
大手人材会社の新卒採用領域において、法人営業を経験。結婚を機に退職し、現在はフリーランスとしてキャリアを含めた女性の生き方支援を行う。元気いっぱいな男の子(2歳)と遊ぶのが大好きなワーキングママ。
あなたのお悩みをまるごと受け止め、
新たな一歩へとプロが後押しします。
仕事のこと、家族のこと、生活のこと…
女性の悩みの理由は、ひとつだけじゃない。
友達にも、家族にも、上司にも、エージェントにも
相談したけど、モヤモヤのまま。
何もかもまるごと全部、プロに相談したい。
そんなあなたに、
女性キャリアカウンセラー(国家資格キャリアコンサルタント)
が徹底的に寄り添い、
新たな一歩へと力強く後押ししています。