「エスキャリア®」女性の転職支援(人材紹介)・キャリアカウンセリング

ライフイベントを経ても働き続けられる支援を。キャリアチェンジで見つけた新たな目標。

美容師から、IT企業の営業、人材業界のリクルーティングアドバイザーへとキャリアチェンジした森藤さん。「働き続けること」に苦戦し、大きなキャリアチェンジを経て辿り着いたこれからの目標とは。お話を伺いました。

転校によって芽生えた自立心

三姉妹の長女として生まれ、小学校まで東京で過ごしました。小さい頃は内気で控えめな子でした。毎年10人以上が転校で入れ替わる小学校だったので、新しい人との関係構築が自然とできる環境でした。自分から輪の中に入っていくことをしなくても、友達作りに苦労したことはありませんでした。

中学校からは母の実家のある長野県に転居しました。東京の小学校とは違い、皆小さい頃からずっと同じところで育ち、新しく人が入ってくることが稀なので、とても閉鎖的に感じました。そんな中で周りとうまく距離を縮められず、孤独を感じていました。

自分からコミュニケーションを取っていかないと、誰も自分のことをわかってくれない。内気だった自分を変えたくて、積極的に輪の中に入り、自分から話しかけるようにしました。人と関わる機会が増えたことで友達もたくさんでき、それからは毎日楽しく過ごせるようになって。自分のことは自分でなんとかしないと、人がなんとかしてくれるわけではないと痛感し、自立しなければと思うようになりました。

美容師になる夢を実現

中学生の時、人間関係だけでなく、見た目にも悩んでいました。特にいつも髪型に納得がいかず、そのせいか自分に自信が持てず、一日の気分もパッとしなかったんです。

ある日、たまたま予約が取れて初めて行った美容院で、髪型のことを教えてもらえました。今まで知識がなく悩んでいたことが一気に解消されて、とても感動しました。理屈がわかり、見た目をコントロールできるようになると、少し自信が持てました。私もこんなふうに人に自信を与えられるようになりたい、と美容を勉強したいと思うようになりました。

高校入学後は、サッカー部のマネージャーになりました。プレーヤーよりもサポートする役割が好きで、楽しかったですし、一緒に感動を味わえることにも喜びを感じました。高校2年生からはファーストフード店でアルバイトも始めました。同年代の子が多く働いていて、部活のようにチームワークで上を目指していく、成長していく雰囲気がとても心地よく、接客も楽しいと感じました。

美容を勉強したいという思いはずっと変わらず、東京の美容専門学校に進学を決めました。進学したら自由になれると思っていましたが、専門学校は遅刻・欠席が許されず、先生がとても厳しかったんです。高校時代の生活とのギャップに最初は戸惑いました。でも、毛髪学や皮膚学など、授業内容はとても面白く、勉強は楽しかったです。卒業時には、学生生活初の皆勤と、クラスでトップの成績という結果を残すことができ、今まで何でも中途半端だった私も頑張ればできるんだ、と自信がつきました。

一方、美容院への就職活動は、志望した美容院はことごとく不合格。卒業直前の3月に唯一内定をいただけた、ストレートパーマ専門の美容院で働き始めました。

美容師として働き続けることの限界

国家試験にも無事合格し、働き始めると、1日12時間労働は当たり前、休憩も十分に取れず、立ちっぱなし。職人気質の人たちとの人間関係や、シャンプーを繰り返すことによる肌荒れなど、想像以上に大変でした。かねてからやりたいと思っていたヘアメイクの仕事もこのサロンにいる限りできない。1年ほど働きましたが、この美容院でずっと働き続けることに将来性を感じられなくなりました。

そんな時、知人からヘアメイクもできるサロンを紹介してもらい、その美容院に転職をしました。そこではスタイリストとしてヘアもメイクもできる、とても仕事熱心な先輩に出会いました。学ぶことは多く、先輩のように美容師としてサロン以外の仕事も持ちながらバリバリ働きたい、と思い、技術・接客・プライベートで取り入れていることまで何でも教えてもらい、真似しました。とにかく尊敬していたんですよね。

ところが、結婚や出産を意識するようになった私と、とにかく仕事最優先、そのための自己投資に時間もお金も惜しまない先輩の間に、少しずつ価値観のずれを感じるようになりました。

4年経ち、ひととおり技術を学んだ後、時間に自由のきくフリーランスに挑戦してみました。実際フリーランスになってみると、誰にも何も言われないことに不安を感じ、自分の未熟さ、一人でできることの限界を知りました。まだまだ美容師として技術を学んだり、売り上げを伸ばしたりしたいと思い、1年ほどフリーランスとして働いた後、結婚したのと同じタイミングで、再びサロンに就職しました。

美容師として働きながら技術を磨ける環境はとても心地よかったです。ただ、ママとしてフルタイムでバリバリ働いている先輩はおらず、出産したらどうなるんだろう…という不安はいつもありました。一方で、自分がパイオニアとしてママでも働きやすい環境を作っていけたらいいな、という思いもありました。働けるうちにしっかり実績を作ろうと考え、売上ナンバー1になり、店長を任せてもらえるまでになりました。

そんな矢先に妊娠が判明。幸いつわりも酷くなかったので、出産直前までサロンに立ちました。育休後の不安はありましたが、実績がないことには居場所もないですし、何も主張できないので、とにかく売上を落とさないように頑張りましした。

しかし、半年の休職期間を経て復帰すると、自分の居場所はなくなっていました。美容師である以上、サロンに立たないと仕事になりません。夜も日曜も働けないので当然仕事は激減。あれだけ頑張ってきたのに、半人前の状態でしか働けないことがとてもつらかったです。

自分に自信を与えてくれ、可能性を広げてくれた、やりがいのある仕事でしたが、この先少なく見積もっても10年間はこの状況なら、働き方を見直すべきだと思うようになりました。自分が使える時間をフルに使って一人前として働ける仕事、働く場所にとらわれない仕事をしたいと、思い切って転職することにしました。

働き続けるためのキャリアチェンジ

働く場所にとらわれない、ママでも未経験でもチャレンジできる、という軸で転職活動をしました。出産を経て、自分のキャリアだけでなく、子どもと一緒に過ごす時間を確保しながら一定の収入を得ることも大事だと思うようになりました。ご縁があって「働き方を変えたい」という想いのあるIT企業から内定をいただき、想いに共感して入社しました。

業務内容はシステムエンジニアリングサービスの営業でした。入社当初はIT用語どころか一般的な会社の仕組みもわからず、業務に慣れるまでとても苦労しました。しかし、子育て中で残業できない、30歳未経験の私を雇ってくれた会社に対し、絶対に成果を出して返したいという気持ちで、いつも150%くらいのパワーで頑張ってきました。

仕事は順調でしたが、家庭は上手くいかず、息子が4歳の時に離婚しました。夫の育児参加や、仕事と育児の両立に対する考え方が合わず、お互いに不満を感じ、気づいたら修復不可能な関係になっていたんです。

入社して3年ほど経った頃、営業だけでなく自社の採用や後輩の教育など、業務のボリュームがかなり増え、定時には業務が終わらず、持ち帰って深夜まで残務をする日々が続きました。会社の期待に応えたい気持ちもありましたが、体も心も限界に達していました。自分の働き方を見直し、本当に興味のあることを仕事にしたいと、転職を考えるようになりました。

そんな時、再婚することになりました。自立したいという私の意思を尊重しつつも、家族で支えあっていこうと提案してくれて、とても安心できる居場所が見つかったような気持ちでした。

仕事でSEのキャリア形成に触れ、また自分自身が離婚・再婚を経験して、女性のキャリアに関心を持つようになりました。人材業界に絞り転職活動を始めた時、エスキャリアの転職支援サービスesAgentで興味のある求人を見つけ、エスキャリアに求職者として面談にいきました。

面談では、求人の内容だけでなく、担当キャリアアドバイザーのエスキャリアでの働き方について聞くことができました。面談や打ち合わせのためにオフィス勤務をして、その他は在宅勤務をするという場所にとらわれない働き方に、「こんな風に自由に働ける会社が本当にあるんだ!」と驚きました。私もそんなふうに働きたいと伝えると、エスキャリアでもリクルティングアドバイザーを募集していることを教えてもらい、応募しました。

面接で初めて代表の土屋に会った時、「何をやりたいの?」と聞かれて、戸惑いました。今まで、自分がやりたいことを考えるなんて忘れていたんです。仕事がどんどん降ってきて、やりたいとかやりたくないではなく、目の前の仕事を終わらせることで精一杯になっていました。やりたいこと、目標を見失ってしまっていたことに気付かされたんですね。

「自分の心地いいと感じる仕事をやっていくべきだ」という土屋の考え方に、最初は馴染めませんでした。でも、だんだん「その通りだな」と思うようになり、エスキャリアでもう一度自分のキャリアを見つめ直したいと思いました。同時に、女性のキャリア支援というエスキャリアの事業にとても共感し、エスキャリアへの転職を決めました。

美容業界を、女性が働き続けられる環境に

現在、エスキャリアの転職支援サービスesAgentで、主にリクルーティングアドバイザーをしています。企業のことを深く知り、競合他社との差異をしっかり把握し、本当にニーズにあう方をご紹介するという、エージェントだからこそできる支援にとてもやりがいを感じています。

美容師として働き続けること、出産を経て働き続けることに、私自身が本当に苦戦してきました。大変だった経験を活かして、同じようにキャリアに悩んでいる方の支援をしたいと思っています。前職で自社の人事もしていた経験から、組織における「ヒト」の重要さを感じているので、企業様に対しても、社員が働き続けられる良い組織づくりのためのご支援ができたらと思います。

いずれは、私がかつて身を置いていた美容業界を、人事や働き方の面からもっとよくしていきたいと思っています。環境のいい美容室が増えれば、働き続けられる女性も増えると思うんです。人事や採用領域の支援をしていくことで、一人でも多くの、美容師として働き続けたいと願う女性の思いを叶えられたらいいなと思います。


森藤 真紀 さん
30代前半 / 株式会社エスキャリア 勤務

美容学校卒業後、表参道で約10年間美容師として3店舗を経験。出産を機にリモートワークに興味を持ち、IT業界の営業職に大幅なキャリアチェンジ。人材営業、自社採用、バックオフィス業務全般を経験。現在はエスキャリアにて人材紹介のRAに従事。

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