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自分らしいキャリアに踏み出した
女性100人の軌跡
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家庭も大切にしながら、生涯、働き続けたい。自分に嘘をつかずに、納得できる仕事で。

仕事と家庭を両立させることが、昔からの目標だったという小林さん。用意周到に就活を行い、適職と出合ったものの、転職に至ったきっかけとは?お話を伺いました。

計画的で論理的な思考と、キャリア観の芽生え

幼少期の頃から根が真面目で、宿題などは計画的にちゃんと終わらせるタイプでした。何かが終わらなくて「できませんでした」と言ったことはなかったと思います。

勉強のことで両親にうるさく言われたことはなく、勉強には自発的に取り組んでいました。小学校のときから成績はよかったので、中学校でも維持したいと思っていました。部活は吹奏楽部に入部。小学校から憧れていたトロンボーンを担当しました。

高校でも吹奏楽を続けたいと思っていたので、吹奏楽部が有名な文武両道の高校へ進学しました。中学と同じトロンボーンを担当し、部員数100人の大規模な部活の中で、中心となって活動しました。

一方で、勉強では挫折を味わいました。毎年、難関大学への合格者が出る進学校だったのですが、私の成績は芳しくなく、がんばってもなんとか平均点にいく感じだったので、勉強よりも部活に専念するようになりました。

大学受験は、経営学部を中心に受験しました。小学生の頃から、お金の管理や数字の話が好きだったからです。経営学部なら、仕事にも活かせそうだと思いました。

学力に無理のない大学に入学したので高成績をキープできるレベルで、サークルやバイトに熱中しました。好奇心旺盛な性格だったので、バイトは常時3つくらいをかけ持ち。バイトで稼いだお給料は、サークルの活動費に充てました。

サークルはビッグバンドジャズサークルに入り、バストロンボーンを担当しました。年に1回全国大会があったのですが、サークルはその常連校でした。私はステージで演奏できるレギュラーメンバーに選ばれるために必死で練習し、2年生から4年生までレギュラーとして活動しました。

用意周到に行った就職活動

大学3年生の9月になると、サークル活動に熱中しながらも、就職活動を始めました。

お金を管理することに興味があったので、銀行や保険業界を中心に説明会を回りました。家で過ごすことも好きだったので、ハウスメーカーや不動産会社の説明会にも参加しました。

エントリーする企業を厳選する際に重視したのは「女性が働き続けられる会社かどうか」でした。生き生きと働く母の姿を見て、自分も働きながら家のことをしたいと思っていたんです。なので企業研究をする際は、育休後の復職率を重視して見ていました。また、子育てが終わっているお母さん世代が働いているかを調べるために、育休取得率よりもその後の復職率や継続勤務年数を必ず確認するようにしていました。

企業を厳選する際のもう一つの軸は「嘘をつけない自分の性格にマッチした仕事」でした。例えば営業職の場合、いいと思っていなくても、いいと言わないといけないイメージがあったので、自分が自信を持って売ることができるか、働くことができる会社なのかを確認したいと考えたんです。そこで、ハウスメーカー、不動産会社の場合は、実際に住宅展示場に足を運び、営業の方の説明や雰囲気などを観察しました。

最終的に、保険関連会社と不動産会社から1社ずつ内定をもらいました。地元から離れすぎるのが嫌だったので、異動する年齢や場所などを聞いて、保険関連会社に入社することに決めました。

適職だったプロジェクト管理業務

保険関連会社に入社すると、情報システム部に配属されました。60人くらいの部署でしたが、社内の人間は10人くらい、残りの50人はベンダー企業で正社員として働いている方々でした。システムに携わる方々なので論理的に考える人が多く、自分にも筋道を立てて話す能力が必要とされました。私は論理的に話すことが得意だったので、部署の雰囲気は合っていました。

担当業務は、社内システムに関する様々な要望を取りまとめ、要件定義して、ベンダーに開発依頼を行うプロジェクト管理でした。計画通りに物事を進めるのが好きだったので、進行管理の仕事は楽しかったです。管理する上で発生する、細々した作業も好きでした。また、プロジェクトには必ず終わりがあるため、達成感を味わえる点もよかったです。

ただ、もともと会社の方針として、2~3年でジョブローテーションをすることになっていたので、入社から4年で別の部署への異動が決まりました。

納得できない仕事は続けない。転職を決意

配属された契約事務部では、お客様の書類を処理するスタッフの方々を、取りまとめる業務を担当しました。マニュアル通りに処理できない案件に対応する役目も担っていたため、ご立腹のお客様に対応することも多々ありました。お客様と話す力は身に付きましたが、とても大変な仕事でした。

かつ、この部署では仕事とは関係のない調整業務が多く、私はそれをうまく処理することが苦手だったようで、残業は減ったのに、精神的にはすごく疲れていました。ふと前の部署のほうが、自分には合っていたんだなと思いました。同時に「ここで生涯働き続けるのは、なにか違う」と感じている自分がいました。

そこで、 OJTが終わった9月から転職情報を集め始め、数社の転職エージェントに登録。その1つがエスキャリアのesAgentでした。求人を紹介してくれたアドバイザーの考えと、自分の考えが一致して「この人の紹介する求人なら!」と思い、アドバイザーの面談を受けました。面談では、いくつか求人票を紹介していただきましたが、他のエージェントより自分の意向と合うものが多かったです。

年明けにいくつか面接を受け、ぴったりだと感じていた企業に内定。数ヶ月後の4月に入社することが決まりました。

その時々に合った働き方を選び続けたい

現在は、クラウドサービスを提供する会社で、企業へのサービス導入支援を行っています。

お客様のモチベーションを維持しながら、目標の期日までに計画的に動いてくださるよう進行管理をしていく業務で、経験や強みも活かせ、とてもやりがいを感じています。

また、在宅で仕事ができるのも嬉しい点です。お客様とのやり取りはメールとWeb会議が中心なのですが、社用携帯が貸与されているので、会社に行けないときも家で対応することができます。昔は仕事を家に持ち帰るのが嫌だったのですが、携帯でお客様からの連絡を確認し、明日こういうことが待ってるんだという気持ちで会社に行けるのはいいなぁと思うようになりました。現在妊娠中なのですが、在宅で仕事ができるという点で、育休取得後も復帰しやすいのではと思っています。

こうした在宅での業務時間や残業時間も含めて年俸契約で働いています。トータル的に見ても、ほとんど残業をせずに成果を出すことができています。

会社には本当に感謝しています。入社してすぐに妊娠が判明したので、辞めることも覚悟していたのですが「復職が前提であれば、大丈夫ですよ」と言ってもらえて。ストレスをほとんど感じることなく仕事をさせていただけているので、とてもありがたいです。

今後の方向性としては、まずは今担当している導入支援の仕事を追求していきたいと思っています。転職したばかりで、まだまだ覚えたいこともありますし、子どもも生まれるので、何か新しいことにチャレンジするよりも、担当業務をやりきりたいですね。子どもが生まれたら、制限された時間内で業務をやりきるために、優先順位の見極めがよりいっそう重要になるんだろうなと考えています。

自分のプライベートと両立できる仕事って、絶対にあると思うんですよね。今後もプライベートと両立できる働き方を、その時々の状況に合わせて選び続けていきたいですね。


小林 沙代子 さん
20代後半 / クラウドサービス会社 勤務

大学時代はビッグバンドジャズサークルに没頭。女性が働き続けられる企業への就職を目指し、新卒で保険関連会社に入社。情報システム部で社内システムの開発業務に従事した後、部署異動をし、契約保全業務に従事。2017年に、クラウドサービスを提供する会社に転職。企業へのサービス導入支援に従事している。

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