フリーランスに向いている人とは?


現在、正社員でも副業ができる企業が増え、より柔軟な働き方を模索する方も男女問わず増えています。終身雇用の時代が終わった今、フリーランスで働くことにより、より価値の高い人生を望む方も多く、関心が高まっています。

ただこのフリーランスという働き方、企業に属している時と同じような感覚だとうまくいかないのでは?と思う方も多いようです。では、このフリーランスに向いている人とは、どんな人なのでしょうか。

フリーランスに向いている人とは?

一般的にフリーランスに向いていると言える人は、こんな方ではないでしょうか。

◎基本、仕事が大好き(仕事や人の役に立つことに、仕事を超えて人生の喜びを感じる方)
◎自己肯定感が高い(自分は大丈夫と楽観的にとらえられる方)
◎いつ何どき、仕事が入っても対応ができる心構えがある
◎何があっても、人のせいにしない(自分が原因と捉え、前向きに次に生かす)
◎感謝の気持ちを常に持っている(頂いたご縁、生きていけることに感謝する心がある)
◎困難なことが、いい学びや楽しい試練、チャンスと思える
◎目標達成意欲が高い(結果を出して信頼を勝ち取る)
◎「今」に集中することができる(頭の切り替えができ、オンもオフも楽しめる方)
◎自分のやり方だけに固執しない広い視野がある
◎心身ともに健康である(病気をしては、仕事もなければ補償もありません)

等々。書き出してみると、こんな人であれば、社員でろうがフリーランスであろうが関係なく、周囲の信頼を得て活躍できそうですね。 ただ、実際に活躍されているフリーランスの方々は、これらが当てはまる方が多いように思います。

『プランドハプンスタンス』を実践できるかどうか

意外に、現在フリーランスで活躍されている方をみていると、「フリーランスになろう」と最初から思ってそうなった方ばかりではなく、「いつの間にか気づいたらフリーランスになっていた」という方も多いものです。

そのような方は、最初から「フリーランスとして成功するには・・・」を頭で色々と考えていた訳ではないようです。共通して言えるのは、これまで、どんな雇用形態であっても、目の前にある仕事にとにかく一生懸命に楽しく取り組み、結果を出してきた。そして、きっかけは偶然であっても、一つ一つのご縁を大切に、感謝の気持ちを忘れず、人脈を築いてきた。結果、自然にフリーランスとして活動し、うまくいっている、という方のように思います。

このことは、実はキャリアの世界では「プランドハプンスタンス(計画的偶発性)理論」としてよく知られていることです。スタンフォード大学のクランボルツ教授によって提唱された理論で、「自分のキャリアは自分の意志で意図的に積み上げて形成するもの」ではなく、「キャリアの8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される」という考え方です。成功した数百人のビジネスパーソンのキャリアを分析した結果、その8割が「いまある自分のキャリアは予期せぬ偶然によるものである」と答えたことがベースになっています。

変化の激しい今の時代において、予め計画したキャリアプラン通りに人生が進むことはあまりなく、またそこに固執することも現実的ではありません。プランドハプンスタンスを自ら実践できるかどうか。好奇心や柔軟性を持ち、目の前に訪れた予期せぬきっかけを掴めるか、一歩踏み出す冒険心を持っているかどうか。が、フリーランス向けの要素とも言えるかもしれませんね。

厚生労働省「働き方の未来 2035」

フリーランスに向いている人、いかがでしたでしょうか。

厚生労働省の発表した「働き方の未来 2035」には、2035年には、明らかに正社員という雇用形態は変化を迫られており、各個人が、自分の意思で働く場所と時間を選べる時代、自分のライフスタイルが自分で選べる時代に変化しているだろう、と書かれています。

今後は、お金の為に仕方なく働くというよりも、誰もが自分の幸せのために、幸せな働き方を選ぶことができる時代になってほしいものです。将来、フリーランスという働き方を選択したい方は、今現在の仕事の取り組み方を見直したり、自分が社会にどう役立っていきたいかなど、少しずつ考えはじめても良いかもしれませんね。

「働き方の未来 2035」~一人ひとりが輝くために~(厚生労働省)>

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