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資格を取ろうかな…と思った時に大切なこと


こんにちは、マイ・カウンセラー広報の加山です。

新型コロナウィルスの感染拡大に、漠然とした不安を感じる方も多いと思います。そして、この状況は、働き方や仕事観、人生観にも大きな影響を与えているのではないでしょうか。

エスキャリアの女性向けキャリアカウンセリングサービス〈マイ・カウンセラー〉にも、自分自身のキャリアを考え直したい、この環境下で自分のライフキャリアをどう考えて行けばよいのかわからなくなってしまった、というお申込みが目立つようになりました。

これまでも、20~30代の比較的若い世代の方から「専門的な資格もなく、このままで将来大丈夫なのか、自分に自信がなく漠然とした不安がある」と悩まれている方からのご相談が多く寄せられてきました。

今回は、「自信がないから、取りあえず資格をとろうかな…」という相談者のケースをご紹介させていただきたいと思います。

自分に自信がない、将来が不安(Aさんのケース)

興味のある資格や仕事があるが、自信がなく、まずは社会経験を積むためにと接客業に従事しているという20代のAさん。このままでよいのか漠然とした不安がある、とご相談に訪れました。

Aさんとはまず、「仕事に求める事は何か」ということを聞き出し整理することから始めました。

Aさんは仕事に求める事として、

・専門性が身につく仕事
・得意分野が活かせる仕事
・ワークライフバランスが取れる仕事
・安定した収入を得られる仕事(正社員)

などが挙がりました。

さらにAさんの場合、色々と話を進めていく中で、「実は、専門性を身に付けられるような仕事がしたいという思いがずっと強くあり、資格取得の為の学校に通う事も検討している。」との事でした。

小さい頃から親に「誰にでも出来る仕事ではなく、資格や免許があるような仕事が良いのではないか」と言われてきた影響が大きそうです。
さらに掘り下げていくと、Aさんは理系の専門的な仕事に興味があり、実際にその資格が取れる専門学校を見学したこともあったそうです。

ただその時は、自信が無く諦めてしまったそうなのですが、何をするにしても、思い切ってチャレンジしていかなくてはならない事をカウンセリングを通して感じたご様子でした。

専門性を身につけ、10年後も20年後も、その専門分野で仕事をしていけるような人材になれる事を目標に、まずは、どんな専門性を身に着けたいのかを改めてしっかり考える。

その上で、しばらくは現職を続けるのか、または資格勉強に集中するのか、転職をするのかなど具体的に情報収集をする。必要に応じて、専門学校の入学も選択肢の1つとして考え、新しい一歩を踏み出してみることをオススメしました。

捉われがちな「資格神話」

情報があふれる今の時代、さらには先の見えない不安なご時世、専門的な知識や資格があった方が安心なのでは、、、と考える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

やりたいことがわからない、自分に自信がない、漠然と将来に不安を感じている、という方の多くは、「国家資格さえあれば、専門的な資格さえあれば安心」と考えがちです。また、そうでない人も「手に職があると安心」などと、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。もちろん、資格取得という目標をもって、勉強に励むことはとても素晴らしいことです。

しかし、「資格」と一言でいっても様々な資格がありますし、資格を取得したからと言って必ずしも仕事に就けるというわけではありません。資格を取ることが目的ではなく、その資格を取得してどうしていきたいのか、先のキャリアを考える事がとても大切です。

一歩を踏み出す勇気を

変化が激しく、先行きの見えない時代ではありますが、人生100年時代と言われるこの時代、新たな挑戦をするのに遅すぎるということはないのではないでしょうか。また、たとえその挑戦がうまくいかなかったとしても、やり直しのできるチャンスもたくさんあるということでもあります。

同じように悩まれている方がいらっしゃいましたら、まずは自分が仕事に対して何を求めているのかを整理し、資格取得を通して何を実現したいのかを考えてみてください。そして何より、一歩を踏み出す勇気が大切です。

お一人で悩まれているようでしたら、ぜひ一度、<マイ・カウンセラー>にご相談ください。経験豊富なキャリアカウンセラーがあなたに寄り添い、あなたらしい一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。ぜひ一緒に新たなキャリアを切り拓いていきましょう!


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