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ワーキングママの時短術


第一子が生まれ、今後、復職を控えているとき「仕事をしているママって、どうやって育児と両立してるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?特に一人目のお子様の場合は、お仕事をしていなくても毎日いっぱいいっぱいの状態なので、やりくりが不安になることもありますね。

大切なわが子のため、言い訳がきかないお迎えの時間に間に合わせるために、復帰をしたら自然といろいろな時短術は生み出されていきます。いろいろな方法を試行錯誤し、次第にご自身やお子様、ご家庭に一番いい形が確立していき、その過程は意外と楽しいものです。

今回はワーキングママが、どんな時短術を見出して、気持ちよく仕事と育児を両立しているか、その一例をご紹介します。すでに実践済みの方も多いかもしれませんが、まだの方は、是非チャレンジしてみてください。

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① 職場で

○夕食を翌日のお弁当に~お弁当持参してランチ時間も有意義に短縮

- 忙しい朝、自分のためにお弁当を作る時間、到底ありませんね。でも、夕食を大目に作ってお弁当にするのはいかがでしょうか。ランチを買いに行く時間も節約でき、健康的な食生活を保てるでしょう。ママは健康が一番です。

ただ、ご自身のお仕事や状況に合わせて、週に1度くらいは同僚と外でランチをするのもおすすめです。よい気分転換になり、チームとのコミュニケーションのためにも大事かもしれません。

○メール確認は携帯で(通勤中も有効利用)

- 会社の方針として可能ならば、電車の中でメールを確認、可能な返答は電車の中で済ませておくのもおすすめです。メール返答には意外と時間を費やしているものです。出社時にすぐに大事な仕事に取り掛かれるよう、通勤時間も有効利用するという手もあります。

○朝一、又は通勤中に、その日のタイムスケジュールを決めて一日をスタートする

- 何となく仕事をはじめるよりも、その日のタイムスケジュールを決めて動くと、無駄がなく効率よく仕事をすすめることができます。その際、退社時間ギリギリまで予定を詰め込むのではなく、可能であれば2時間ほど余裕をもって組んでおくことが大切です。突発的な仕事や、周りからの急な依頼事項などが発生した際にも、スケジュールを大幅に変更することなく、慌てずに対処ができます。

○周囲の方に、自分の退社時間1,2時間前には声をかけておく

- チーム作業が多い方、マネージメントの立場にある方は特に、周りの方に、自分の帰る時間を、さりげなくリマインドすることも有効です。お迎えぎりぎりまで仕事をし、帰る間際に「あの、質問なんですけど・・・」と声をかけられると、お迎えに間に合わなくなってしまいます。それが続くと精神的にも少し負担になってきますし、業務が滞り、お互いに迷惑がかかることになります。

いかに仕事を効率よく、時短で済ませるかは、早め早めに自分から周囲に働きかけていくことも大切ですね。

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② 買い物・食事

○週末にまとめて買い物に行くことで時間節約

- 時短術は、何も仕事に限ったことではありません。誰もが必ず行うお買物も、一度に集中して行うことで、時間の節約になります。一回、おおよそ20分~30分と考えると、週5日で100分~150分となります。週に1回60分かけて行うことで1週間分の買い物ができるならば、これも貴重な時短になりますね。

○1回の料理で2食分作り、冷凍保存する

- 例えば、カレーを作る時は、2食分つくり、1食分は冷凍保存するなど、1回の料理で2食分作ってみるのはいかがでしょうか。週末、作り置き料理のために、キッチンにこもりっきり、というのも悲しいものです。ただし、これはみなさんのお料理に対する志向やポリシーもありますので、もし抵抗のない方は一度試してみてください。翌週、とても疲れて料理を作りたくないとき、その作り置きがあったら。。本当に自分を褒めてあげたくなりますよ!

○週末に1週間分のメニューを決めておく

- 週末に、1週間分、または最低でも平日5日分のメニューを決めておくと、平日の夕食の準備がとても楽になります。また意外と無駄遣いや無駄な買い物も減ることにつながり、時短プラス節約につながります。

○生協やネットスーパーをどんどん活用する

- 生協やネットスーパーを利用していない方は、是非この機会にデビューしてみてはいかがでしょうか。家でゆっくり商品を選ぶことができ、買い物の時間を自分で選べること、何と言っても一番は家まで運んでくれることが何より便利です。地域によって、生協ではお子様が○才までは送料が無料など、ママにはやさしいサービスもあります。

Grocery cart filled with nutritious fruits and vegetables.

③ 家事

○夜、洗濯してみる/時短家電を活用する

- 朝、洗濯をする、という概念を壊してみるのはいかがでしょうか。夜、洗濯をすることで、朝の慌ただしい時間に少し余裕が出ることに気付きます。また、時短家電をご家庭に導入してみるのもおすすめです。例えば、食器洗い機、乾燥まで一気に済ませてくれるような全自動洗濯機、性能のよいモップなど、様々なものがあります。

○ワンプレートで食器洗いを短縮

- 食器はなるべく少なく、大皿に取る、またはワンプレートで出すなどの工夫をすれば、食器洗いの時間が驚くほど短縮されます。この、ちょっとした時短と「あ、楽!早い!」というその気持ちの積み重ねはとても貴重です。

○掃除は週末に、子供と楽しむものにする

- 掃除は大人だけがするもの、という考え方を変えてもいいかもしれません。子供と一緒に掃除を行い、掃除を遊びに変えてしまうことで、教育の一環にもなりますし、よい習慣を身に付けることができます。もちろん、子供も含め家族で分担することで、掃除は早く終わり、貴重な週末を子供やご家族との大事な時間により費やすことができますね。子供は掃除をして家族が喜んでくれるだけでも、とても感激するものです。3歳くらいから一緒にできるでしょう。だんだん掃除が上手になっていく過程を経て、子供の成長も楽しむことができます。声をかけ、褒め、協力しながら行うのがポイントです。

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いかがでしたでしょうか。今は、家事時短術、時短料理などに関する情報もたくさんあり、スマートフォンも普及していることで、便利なアプリも多く使えるようになりました。数十年前の親の世代の子育てとはがらりと変わっていますが、是非、便利なツールや時短術は最大限利用したいものです。ただし、アプリではつとまらない、大事な子育て、子供や家族との貴重な時間、そして仕事には、充実した「濃い」時間を費やしたいものですね。


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