２０１５年１１月にサービスを開始した、女性向け有料キャリアカウンセリングサービス「マイ・カウンセラー」。
スタート当初は、そもそも「 キャリアカウンセリング 」という言葉があまり浸透しておりませんでしたが、２０１６年に「キャリアコンサルタント」という国家資格が誕生してから徐々に、この職業が世間に浸透してきているように感じます。

「キャリアカウンセリング」とはどのようなものなのか、サービス発足時に掲載したコラム「キャリアカウンセリングとは？」に、詳しく掲載されておりますので詳しくはこちらをご覧ください。

～大前提「キャリア」の意味とは～

「キャリアウーマン」などが代表的な使われ方でしょうか。
スーツを着て、分刻みのスケジュールをこなし、バリバリ仕事をする女性・・・。

実際私は少し前まで「キャリア」という単語のイメージは上記のようなものでした。

実際は「仕事」「職歴」などの意味合いで使われることが多い「キャリア」ですが、実はキャリアの意味はそれだけではありません。

本来キャリアとは、就職・現在の仕事・昇進など、仕事に関わることだけでなく、「個人の生涯に通じた、職業選択に関する活動・心構え」「個人の生涯に通じた、仕事に関わる生き方のプロセス」の意味を持ちます。

広義で＝生き方そのもの
狭義で＝経歴

というニュアンスになります。

「キャリアを重ねる」などという言い回しも聞きますが、「条件の良い仕事について年収を上げて」といった表面的なものではなく、職業を考えることにより「自分自身の生き方を磨いていくこと」だと考えることもできます。

～キャリアカウンセリングを受けるきっかけとは～

「キャリアカウンセリング」の大体の意味をご説明したことろで、

★どんな時に、どんなきっかけで「カウンセリングを受けよう」と決めたのか

マイ・カウンセラーの事務局を担当する筆者が実際のお申込みの傾向から読み解いていきたいと思います。

弊社のキャリアカウンセリングサービス〈マイ・カウンセラー〉にお申込みいただく方には大きく分けて以下の３つのパターンがあります。

①今の職業について悩みがあり、誰かに相談したい、という場合
②転職活動する（する予定）で自分の適性や強みなどを第三者から指摘してもらいたい場合
③今の仕事にクリティカルな問題はない、転職の予定もない、でも何となく今の生活に違和感を抱いている

この③のご相談内容がここ最近とても増えています。潜在的にこのような思いを抱えながら毎日を過ごしている人が、実はとても多いのではないかと感じています。

終身雇用神話は崩壊し、企業の寿命より人間の寿命の方が長いと言われている昨今、今の会社に定年までいる事を前提にしたライフプランが成り立たなくなりました。

冒頭でご紹介したコラム「キャリアカウンセリングとは」を掲載した２０１６年から３年で世界の状況も大きく変わりました。

グローバル化やITの進化、それにより働き方や職業も３年前には考えられなかったほど変化しています。これからは自分自身の能力や経験を把握しながら、自己責任でキャリアを形成していくこと、つまり

「自分自身で自律的にキャリアを切り開く人生」

こそが大切なことなのではないでしょうか。

今の仕事に大きな不満はないが、漠然とした違和感を感じているのであれば、その違和感を見過ごすことなく、ぜひ向き合ってみてほしいと思います。あなたが、ご自身で人生を切り開く希望の光となるはずだからです。

『節目』をきっかけに〈マイ・カウンセラー〉をお申込いただくく方も多くいらっしゃいます。

・年末の上司との面談の前に
（上司とは仕事の話だけで、人生プランまで話せないから）

・新年度が始まる前に
（このままでいいのかな？という漠然とした思いから一歩を踏み出したい）

・育休が明ける前に
（家事や育児と両立できるのか、漠然と不安を感じている）

ご自身で悩みの原因を言語化できていなかったとしても、カウンセラーと対話をしているうちに気づきがあったり、今の状況を俯瞰して見ることができたりと、大きな収穫があるはずです。

〈マイ・カウンセラー〉では「今の生活になんとなく違和感がある」「自分の適性が分からない」といった漠然とした相談内容でもカウンセリングが可能ですので、一度、気軽な気持ちでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

最後に、キャリアカウンセリングが受けられる代表的なものを以下に挙げます。

・自治体（ハローワーク／しごとセンター／女性キャリアセンター等）の窓口に相談する（無料）
・人材紹介会社・転職サービス等に登録し、面談を受ける　（無料）
・キャリアカウンセラーの資格認定を行っている協会主催のセッションに申し込む　（有料／無料）
・キャリアカウンセラーに個別に依頼する　（有料）

いずれも専門性や相談料の面でのメリット・デメリットがありますので、ご自身のニーズに応じて活用されることをおすすめします。

いかがでしたか？
〈マイ・カウンセラー〉でも引き続き＜対面＞＜オンライン＞＜メッセージ＞でご相談を受け付けております。

これからも、自分らしいキャリアを歩むための一歩が踏み出せるよう、全力でサポートさせていただきます。