こんにちは!土屋美乃です。
8月も残り僅かとなり、連日の猛暑から一転、朝晩は風が少し涼しく感じられるようになりましたね。
猛暑真っ只中だった8月12日、エスキャリアオフィスでは「ひめセミナー」と題し、言霊や神話をひも解き、日本女性の魅力を見出していくという、日常ではなかなか触れることのない、学びの体験講座を行いました。
本講座主催の山下弘司先生のプロフィールはこちら。はるばる石川県から、東京でも広げたいという想いで開催に至りました。
山下先生は、日本語の言葉に宿る力「言霊(ことだま)」の研究者であり、日本語と日本の文化を調べる中で、和の志向の背景にある母性原理や女性性に気付き、それを伝えようとこのレッスンを企画されたそうです。
元々、「本来の日本の女性のパワーを引き出す」ことに関心がある私は、とても楽しみに参加させていただきました。
体験会という2時間という限られた時間ではありましたが、「そんな見解もあったのか…」と目からウロコの話もたくさん!全ては書ききれませんが、少しここでお知らせしたいと思います。
日本神話では大人の女性を「ひめ」と呼んでいたそうです。日本女性の素晴らしさが「ひめ」というやまとことばの中に記されているそうなのです。
日本人の女性が本来持っている凛とした強さ、美しさ、優しさといった女性としての魅力に気づき、深めていくヒントが日本神話の「ひめ」という言葉の中にあり、それを学んでいく「ひめレッスン」です。
「め」=「女」の意味があります。
※若い女性(むすめ、おとめ)結婚した女性(よめ)大人の女性(ひめ)
「女性の働き」=「目、芽」
「目」=見ること、愛すること(愛でる)
「芽」=良いところを(芽を見つけて)花を咲かせる、実をつける。
などとも解釈できますね。
「愛」という漢字も、「愛(め)でる」と読むことも出来ます。愛するとは見ること、つまり自分を愛するとは自分をよく見て知ること、相手を愛するという事は相手をよく見て知ることとも言えます。
そもそも「女性」には、「よく見て、見抜いて、見守り、見届ける」という意味が含まれているという読み解き方に、私自身、今エスキャリアにて取り組んでいる「女性」をテーマとしてお仕事の意味深さを考えさせられました。
また、西洋と日本では、「姫(ひめ)の言葉は同じでも意味が異なるという事も納得です。
西洋の姫は「結婚するまで」の話。
※白馬の王子様を待ち結婚、愛される女性のお話、自らが素敵女性になるお話、など
一方で、日本神話の姫は「結婚してから」の話
※男女が二人で助け合って成長する話、愛する女性の話、など
「男性はひめ(大人の女性)と結婚することで成長する」
「女性は男子を素敵な男性にするために結婚する」
といった山下先生からの言葉に、日本の女性は、子どものみならず、男性をも成長させるチカラを秘めているのかと、「何をしてもらえるのか」から「何をしてあげられるのか」へとちょっとだけ大人になれた2時間だったような気がします。
日本の神話というと少しとっつきにくいようなイメージもありますが、是非一度、神話に秘められたメッセージを読み解くことを通して、本来の自分のチカラに気付いていく大切さを感じています。
9月、10月にも開催いたします。是非体験会で、感じてみてください!
9月1日 (日) 【昼の部】13:00〜15:00 【夜の部】18:00〜20:00
10月6日 (日) 【昼の部】13:00〜15:00 【夜の部】18:00〜20:00
お申込みはこちらのページよりお願いいたします。