イベント概要
ママになって働き方を変えたいが勇気が出なかったり、何から始めれば良いか分からないと諦めてはいませんか?
マイ・カウンセラーのキャリアカウンセラーとしてご活躍されている相武まり子さんを講師にむかえ、”ママの転職市場、再就職市場について「リアル」な情報をお話する”トークイベントを開催いたしました。
このイベントの内容や、実際の参加者からの質問などをご紹介させていただきますので、なかなか一歩を踏み出せずモヤモヤされていたり、今後のキャリアに悩まれたりしている方はぜひご覧ください。
女性の労働市場の変化
イベントでは、育休中で転職が視野にあるママや、一旦離職して再就職を考えているママに対して、相武さんから労働市場について厚生労働省の調査グラフをもとに説明がありました。
昭和50年代ごろはM字型になっており、結婚してから離職する方が
多かったのですが、昨今では結婚や出産を経ても働き続ける方が増えています。
また、女性の転職状況についてですが、ライフイベントに合わせて職場や働き方を変えやすいパートタイマーへの転職など、活発に行われていることが分かります。
求人のトレンドとブランクを経ても活躍できる方とは?
労働市場では変化がありますが、職種や業界ではどうでしょうか?
時代の流れによって変わりますが、最近はインサイドセールスやカスタマーサポート、またエンジニアがホットな傾向にあります。
ただ、再就職で影響するのは保有している資格や数、またブランク期間などではなく、”自分自身の強みを理解し意欲的にチャレンジしているかどうか”だと相武さんは分析しています。
自分のやりたいこと、過去の経験から活かしたいスキルにつながっていることが重要である一方、再就職への不安から、やみくもに資格を取ろうとする方もいらっしゃるのも事実です。資格があればOK、なければNGというわけではありません。
ここで、相武さんが過去にご支援した方の具体例をご紹介します。
1.相談時のご状況
出産前はオフィスに出勤する事務職でしたが、出産を機に退職されました。この度、育児に余裕が出てきたタイミングで、在宅でのリモートワークを希望しておりますが、リモートワークの経験はありませんでした。
2.相武さんからのアドバイス
リモートワークにはコミュニケーションツールの活用は必須であるため、まずは再就職に合わせてツールに慣れた上で、新しい働き方にチャレンジするようにアドバイスしました。
3.現在のご状況
アドバイス後はコミュニケーションツールについてご自分で積極的に調べたり、トライ&エラーを繰り返していました。現在では使い方をマスターするだけでなく、新しい環境にも慣れ、再就職先で活躍されています。
ママの転職・再就職に向けて注意すべき2つの視点
再就職に向けて意欲的に動き始めることが最初の一歩ですが、注意点が2つあります。
1点目:求人内容の吟味
求人案内の検索はインターネットやSNSなど選択肢は広がっています。ただし、”誰でもできる”、”未経験歓迎” もしくは”研修受講や教材受講後にお仕事紹介”というフレーズがある場合は内容を吟味してください。
詐欺や思いがけないトラブルに巻き込まれる事がありますので、周囲とご相談の上すすめてください。
2点目:自分の強み、弱みの理解
相武さんは多くの方をサポートする中で、相談者が自身の考え方にとらわれていたり、自分で制限をかけている場面をよく目にすると指摘します。
例えば、”この仕事は私にはできない”、”子どもが小さいうちは母親が面倒をみるべき”などですね。ポイントは、”思い込みをなくす事”ではなく、自分が知らぬ間に持っていた”思い込み”や“考え方の癖”を知ることです。
自己理解の進め方
「思い込みの発見や自己理解は、どのように進めれば良いでしょうか?」イベント中に実際に参加者からあがった質問です。皆様も自己理解の重要性は分かりつつも、なかなかイメージが湧きにくいのではないでしょうか。
思考のパターンを各々が持っていますが一人で棚卸することは難しいですので、第三者からの視点でアドバイスを受けると、キャリアの可能性は広がっていくと思います。
そこで、まずはライトに自己理解を進めたい方は、ワークショップ型イベントへのご参加をお勧めしています。
タイトル:いつかの再就職・転職にも役立つ!ママのための自己理解ワークショップ
日程:10/4(水)10:00~11:00
定員:15名
イベントへのお申込みはこちら
講師は今回のイベント同様に相武さんが務めます。
一方で、キャリアカウンセラーとしっかり会話したい方やご都合がつかない方は、是非マイ・カウンセラーにお声がけください。担当のカウンセラーはご自分で選択できますし、もちろん相武さんにご相談いただくことも可能ですので、皆様のご参加をお待ちしております。