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【開催レポート】7月7日(日)開催 『ZEN for women~女性性を生きる~』


こんにちは!土屋美乃です。
今年の7月7日の七夕は、未来への願いをこめて、

『ZEN for women~女性性を生きる~』

雨がしとしとと降る、涼しい七夕でしたが、東京タワーの真下、港区の金地院にて女性のみの座禅と対話のワークショップを行いました。

お寺に入ると、風鈴の音や、お香の香りが漂う涼しげな自然光のみのお堂にて座禅の後、澄んだ心持ちでワークショップへ。

座禅は初めて、という方にも、「座禅のやり方」という資料も和尚様からの導きもあり、安心して座禅スタートできました。

おそらく時間として10分~15分程度だったのでしょうか。視線を一点に集中させておくことで、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされ、風鈴の音や、雨の降る音、風が吹く感覚や、お香の香りなどが普段より近くに感じることができました。

リラックスしすぎて後半はうつらうつら…としてしまい、しっかり足がしびれておりましたが・・・

しびれた足と、澄んだ心持ちで、別間でのワークショップへ。

まずは参加者の自己紹介と、仏教と哲学…?と怪しげな会へご参加くださったきっかけ、そして座禅で感じたことや、七夕なので今の願い事などその時こころに浮かんできていることを共有。

続いて、大竹先生より「ボーヴォワールを読む」のミニ講座。フランス女性の思想家の走りであるボーヴォワール、今回のテーマは「自己愛」「自慈心」

自己愛というと、日本ではまだそんなにポジティブに受け止められないことも多いですが、まず自らが満たされていることによって、他者や社会へのエネルギーも湧いてくるのが自然な流れ。

全体を通し、座禅初体験の方から、こんなに心が満たされたことはなかった!とまで言っていただけて、とても嬉しく思いました。

中には、仏教やフランス哲学、ボーヴォワールの思想を深く学ばれていらっしゃる方もいらっしゃり、相互の意見からも学びや気づきが多くありました。

「“お母ちゃん”として生きてきて、女であることを忘れてた」
「子どもを産まないと女として一人前じゃないと言われてきた」

など様々な女性たちの、それぞれの角度からの意見がとても印象的でした。

それぞれの葛藤の中にいる、それこそが人が生きることなんだとフランス哲学がサポートしてくれたり。

私自身、禅と哲学に通ずること全てに理解が及んだわけでは全くなく、今後も学びを深めていかなくてはと感じております!

『ZEN for women』は、月に1度、日曜日に開催してまいります♪

今後も、ボーヴォワールの言葉を借りながら、論点を一つひとつ読み進めながら、対話を深めます。

次回は8月4日(日)14時〜16時。それ以降は第2日曜日となります。
是非、ご一緒できることを、楽しみにしています。
お気軽にお申込みくださいませ!

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