Column Category
コラムカテゴリ

令和時代の両立の形は「チーム育児」


ワーキングママへの、子育てと仕事の両立ができていると感じていますか?という質問に、「 両立 できていると感じる」と答えている割合は4割程度

中原淳教授・トーマツイノベーション共同プロジェクト「女性の働くを科学する」調査2の資料より

両立のための会社内制度の整備も進んでいるのになぜ?

女性も当たり前のように働き、出産を経ても復職し両立していく時代になりました。会社も人材不足から、長く働いてもらうための制度や仕組みが取り入れられるようになり、今や共働き世帯数は、専業主婦世代の2倍にまで拡大しています。

にもかかわず、多くの女性が両立に悩みを抱えています。もちろん、パートナー(夫)との関係や、会社との関係での悩みもあると思いますが、女性ならではの特徴により、悩んでいる場合もあります。

■女性特有のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)
・家事育児は母である女性が多く担うもの
・時短勤務は夫ではなく私が取るもの
・子どもが病気になったら母親が休むべき

といった、無意識に自分の価値観として決めつけているものをアンコンシャスバイアスと呼びます。周囲からの意見や見られ方で、そのようになっている場合もあるかと思います。

ワーキングママは誰かに助けや協力を求めるのが苦手

ワーキングママ500人に聞いたところ「職場メンバーの仕事の負荷状況や得意な仕事を把握し、適切な人に仕事を頼んでいる」人は、たった8.6%。「職場の仲間に協力してもらえるよう積極的に働きかけている」人が、10%にすぎなかったことがわかりました。

中原淳教授・トーマツイノベーション共同プロジェクト「女性の働くを科学する」調査2の資料より

周囲に頼る力を持つことで、自分の負担が軽減できたり、より自分の強みに集中できたりすると、自身も周囲も働きやすくなるかもしれません。

令和時代は「チーム育児」の時代

戦後の日本は、父は外で働き、母が家を守るという文化が作られていきました。その世代の子どもとして育った私たちは、自分たちがやってもらった育児と、共働きが当たり前な時代を生きる私たちだからこその育児スタイルとのギャップがあるのではないでしょうか。

これからの時代は、夫や職場など周囲と協力し、便利な家電やサービス、地域の方々と連携した「チーム育児」が大切です。また職場でも、自分一人で仕事を抱えず、仕事をチーム化していくことも重要です。

親世代にはなかった便利な家電やサービスが私たちの時代には溢れています。全て自分たちで頑張るではなく、周囲の人たちや便利なものと連携することで、本当に価値ある時間を大切にしていくことができると思います。

人生100年時代だからこそ、旧来の価値観に捉われず、新しい時代の自分たちらしい両立の形を作っていきましょう。

エスキャリアグループでは、両立を応援する“お手伝い教育で子どもの「自信力」を育む「エスキッチン」と、それぞれの家庭らしい両立の形を実践するコミュニティ「両立チーム育児ラボ」を運営しています。

また、エスキャリアでは、キャリアカウンセリングサービス「マイ・カウンセラー」や人材紹介サービス「esAgent」をご用意しております。

様々なサービスで、多くの女性が、「自分らしいキャリア」を歩むお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご利用ください。


あなたのお悩みをまるごと受け止め、
新たな一歩へとプロが後押しします。
仕事のこと、家族のこと、生活のこと…
女性の悩みの理由は、ひとつだけじゃない。
友達にも、家族にも、上司にも、エージェントにも
相談したけど、モヤモヤのまま。
何もかもまるごと全部、プロに相談したい。
そんなあなたに、
女性キャリアカウンセラー(国家資格キャリアコンサルタント)
が徹底的に寄り添い、
新たな一歩へと力強く後押ししています。